2017年9月6日水曜日

FUSION IP-Phone SMART を家電話にする (ひかりJ環境下)

ひかりJ上で FUSION IP-Phone は家電話にできるか?

結論から言うとできました。
ただし、IP電話機器によっては上手くいかない場合があります。

まずは家電話化に失敗した話

初めに YAMAHA RT56v でトライしてみたのですが、受電も架電も上手くいきました。
ただし、受電ができるのは初めの数分だけです。
鳴らない電話って、意味が半減しますね。

これはRT56vの問題というよりは、ひかりJ側にあるCGNないしはLSNと呼ばれる仕組みが影響しているものと考えられます。 
IPv4のNAT機能がISP側にあり、かつユーザがその設定を自由に変更することができないのが問題なのです。

(このあたりのことを公式WebサイトにひかりJでは『技術的な制限』と、ぼんやりとしか書いていないため非常に面倒)

では、どうすればいいか自分なりに考えてみました。

(1) IPv6でFUSION側と通信する

CGNを通らないIPv6通信ならいけるかも、と思ったのですが

FUSION側がIPv6に対応していませんでした。
※そもそも『smart.0038.net』にはAAAAレコードが設定されていません。(2017年9月現在)

というわけでこの計画は早速頓挫です。

(2) CGNに対してKeep-aliveする

まあ単純に一定間隔で通信してNATテーブルに存在し続けるだけの話なのですが…

RT56vにそのような機能は実装されていません。

それもそのはず、これが発売された2002年当時にNATはユーザ宅の中(というよりルーター)にありましたから。

というわけで別の機器を調達することに。
もちろん公式アプリ『SMARTalk』で、30秒間隔更新だと問題ないことを確認した後で。

機器はどれにしよう

というより、あまり選択の余地はありません。
安価な(1万円未満の)VoIPアダプタはGrandstreamという会社のものしか出回っていません。

(お金があればCiscoとかYAMAHAとか買いたかったのですが)

というわけで Amazon.co.jpでGrandstream HT802を購入。7,500円なり。

Grandstream HT802外箱
外箱は白地化粧箱に型番などのシールが貼ってあるだけの簡素なものでした。

Grandstream HT802と付属品
中身は左から順番に、ACアダプタ、本体、LANケーブル、ドキュメントでした。
ちなみにACアダプタの先はmicroUSB仕様です。

機器テスト用電話機には、この手の場合におなじみ(?)のパイオニア TF-08-Wを使用しました。

電源等のケーブルを接続したところです。
ちなみに意外とこの青色LED、眩しいです。

あとはWeb上にある先人達の情報の通りに設定するだけです。

※参考リンク: VoIPアダプタ【HT701】で、「FUSION IP-Phone SMART」を固定電話で利用

注意する点としては。

  1. Keep-aliveの設定をし忘れない
  2. SIPの設定が終わったら、まず架電する。(でないと受電できない)
  3. コール開始後数秒間は受話器を上げても通話できない(発信者番号表示非対応電話機の場合)
3番目はアダプタの設定で何とかなりそうですが、そのうちもっといい電話機をつなぐ予定なのでそのままにしています。
Grandstream HT802 Web設定画面

 ちなみにHT802のWeb設定画面は、旧機種とほぼ共通のようです。

めでたしめでたし

あとは FUSION IP-Phone SMART の契約は約1年、架電に使わないと自動的に解約されるらしいことを忘れなければ問題ないはずです。

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